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首相、長いわりにはさっぱり分かりません。(産経新聞)

【名言か迷言か】

 鳩山由紀夫首相は5月13日朝、米軍普天間飛行場移設問題の決着期限について、自ら公言してきた「5月末」までという期限について、こんなふうに言った。

 「当然、5月末という期限を私は作りましたから。国民とのお約束の中で、できるかぎりのことはいたします。そして、当然すべてというものが果たせるかどうかということでありますから、当然6月以降になっても、また詰める必要があるところがあれば、当然努力はいたします」

 5月末決着に向けて努力はするが、6月になっても未決着の部分は残ると言っているわけだ。このため、各マスコミは「普天間問題 5月決着を断念」と大きく報じた。

 翌14日朝のことである。鳩山首相は記者団にこう述べた。

 「ずーっと申し上げている通り、5月末までに決着をすると。そのように申し上げておりますから、アメリカの皆さん、その前に当然、沖縄の皆さんと全国特に移設先にかかわるという地域の皆さん方に理解をいただいてこれでいこうという方向でまとめていくということでございまして、それ以上でも、それ以下でもありません」

 5月末に決着するのかしないのか、これでは、何が言いたいのかさっぱり分からない。わざと分からないように言っているのか。それとも、本人は分かるように言っているつもりなのだが、まったく相手に伝わらないのか。あるいは、聞く側に問題があるのか。

 一方、内閣支持率が下降の一途をたどる中、鳩山首相も心理的余裕がなくなってきたのか、記者団とのやりとりも丁寧(ていねい)さを欠いているという指摘もある。5月12日、記者団は鳩山首相に、「最近、朝も夜も首相の答えが短くて冷たい感じがするって声があって…(中略)…鳩山首相らしさが消えてしまったという声もある」と質問した。これに対して、鳩山首相はこう答えた。

 「あのー、一番ぶら下がり(取材)で、時間が短かったのは、小泉元首相。皆さんもご案内の通りであります」

 小泉純一郎元首相の政治手法は「ワンフレーズ・ポリティクス」とも呼ばれ、発言はわずか一言だったり、短くそっけなかったりした。だが、話者としての小泉元首相が高く評価されたのは、その短く鋭い一言で、的確に相手の心をつかんでいったからだろう。短ければそれでいいというわけではないのだ。

 鳩山首相は「極力丁寧に(答えるよう)努めているつもり」としており、たしかにその発言は小泉元首相ほど短いわけではない。だが、長いわりには意が尽くされているわけでもない。もちろん、小泉元首相ほどには短くて当意即妙だというのでもない。

 「冷酷無比」と言われたほど、ドライな決断を得意としていた小泉元首相よりは、鳩山首相の方が温かみがあるような気がする。そうした良い点は残しつつ、発言はもう少し「丁寧」にした方がいい。「丁寧」というのは、言葉づかいが厳しくない、鋭くない、きつくないというだけが問題なのではない。相手に分かるように話すことが大事なのである。(五嶋清)

◇…先週の永田町語録…◇

(10日)

 ▽根回し下手

 鳩山由紀夫首相 根回し下手だとか、いろいろ言われるかもしれません。そう言われてもかまわないと思います。(米軍普天間飛行場移設問題について記者団に)

 ▽当然の結果

 市田忠義共産党書記局長 (普天間飛行場移設問題で)国外撤去か最低でも県外と言っていたのに、「公約でない」と(首相が)居直る姿を見て、支持率が落ちるのは当然の結果だ。(世論調査での内閣支持率下落について記者会見で)

(11日)

 ▽議論を重ねれば

 鳩山由紀夫首相 議論を重ねれば重ねるだけの進展はあると期待してます(米軍普天間飛行場移設問題をめぐりワシントンで開く日米実務者協議への期待について記者団に)

 ▽人間の物差しを

 谷川秀善自民党参院幹事長 宇宙人と言われているから(辞めないでしょう)。物差しが違う人を首相に頂いた国民は不幸だ。せめて人間の物差しを持ってほしい。(鳩山首相が退陣する可能性について記者会見で)

(12日)

 ▽へっちゃらだ

 亀井静香国民新党代表(金融・郵政改革担当相) 大変厳しい。逆風の中で戦っていく。支持率なんかマイナスでいい。へっちゃらだ。はね返すから。(参院選情勢に関し記者会見で)

 ▽横文字で済ますな

 平沼赳夫たちあがれ日本代表 「マニフェスト」という言葉はもともと「政権公約」。何でも横文字で済ますのはよくない。国民に分かりやすい表現を使うべきだ。(記者会見で)

(13日)

 ▽非公開に理解を

 鳩山由紀夫首相 すべてを明らかにして議論すると、うまく進まないこともある。必ずしもオープンにすることが望ましくないテーマもあったということをご理解願いたい。(米軍普天間飛行場移設問題をめぐる交渉経緯について記者団に)

 ▽破壊に歯止めを

 谷垣禎一自民党総裁 参院選で与党の乱暴な政治、日本の基礎を破壊する政策に必ず歯止めをかけなければならない。(参院選に向けて、全議員懇談会で)

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